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これでバッチリ!TPOに合った日焼け止めの選び方

夏本番を前にして、みなさまのUV対策も本格化してきたのではないでしょうか?
UV対策としてほとんどの方が真っ先に思い浮かべる『日焼け止め』ですが、実はさまざまなタイプがあるのをご存じでしたか?
CMでやってるから、みんなが良いっていうから・・・などの理由で『なんとなく』選んでいませんか?日焼け止めはその種類によってメリット、デメリットが全然違うのです。

今日はそんな日焼け止めについて詳しくみていきましょう!

 

■タイプは7種類以上!?日焼け止めの種類別の特徴

日焼け止めは、今や数えきれないほどたくさんの種類が存在しています。まずはみなさまがドラッグストアなどで目にすることが多い、メインの5タイプをご紹介していきます。

 

 

この他にも乳液(ミルク)タイプやローションタイプなどがあり、これだけでも7種類もの種類があることが分かります。

上の表のとおり、それぞれの種類ごとに特性がある為、『なんとなく』使っていると日焼け止めを塗った意味がなくなってしまう可能性もあります。
例えば、日中は屋内で仕事をされる方や日中に長時間外出されない方などはジェルタイプや乳液タイプがおすすめですが、普段から外出が多い方や汗をたくさんかく方はクリームタイプをおすすめします。

このように、普段の生活スタイルによって日焼け止めを使い分けることで、より肌への負担を少なくしてお肌を紫外線から守ることができます。

 

■SPFやPAってどういう意味?

 

 

日焼け止めの種類が分かったところで、全ての日焼け止めに共通する『SPF』や『PA』などの表記がどういったものなのか改めて確認してみましょう。

SPF

SPFは『Sun Protection Factor』の略で、主にUVBをブロックする効果があります。
UVBはお肌の比較的浅い層に作用する紫外線で、日焼けや表面にできるシミなどを引き起こします。SPF値は高いほどUVBをブロックする力が強いことは有名ですが、数値が高ければ高いほどお肌への負担も大きくなるため、使用後の肌トラブルを引き起こす可能性も高いので注意が必要です。SPF値は34までがお肌への刺激がかなり少ないとされている数値で、35を超えるとお肌にダメージをお与えているという研究結果が出ています。(MTメタトロンさんから聞きました)

SPF値は1で20分間効果が持続するとされている為、SPF20の表記がされている日焼け止めを塗った場合、20分の20倍(およそ6時間半)効果が持続すると考えてよいでしょう。

普段屋内でお仕事をされている方はSPF値が34以下のものをおすすめします。

 

PA

PAは『Protection Grade of UVA』の略で、主にUVAをブロックする効果があります。
UVAはお肌の深い層まで影響を及ぼし、コラーゲンやエラスチンを破壊することでたるみやシワを引き起こします。PA値は+表記が多いほどその効果が高くなりますが、SPFと違い+表記がたくさんあってもお肌へのダメージはそれほどありません。

表記は4段階に分けられており、『PA+(UVAに効果がある)』『PA++(効果がかなりある)』『PA+++(非常に高い効果がある)』『PA++++(極めて高い効果がある)』となっています。長時間の外出の場合は+表記が多いものを選びましょう。

 

 

 

日焼け止めを塗るときは、上の表を参考にして使用する日焼け止めの効果を確認してから塗るようにしましょう。
長時間外出する時や海やプールなどで身体を濡らす場合は、ウォータープルーフであっても数時間毎に塗りなおすようにしましょう。

 

■日焼け止めを塗って30分間は効果ナシは間違い?どっちが正しいの?

 

 

よく『日焼け止は外出の30分前に塗らないと意味がない』という話を聞くことはありませんか?
実はそれ。間違いなんです。そのような話がどこから出てきたのかは分かりませんが、『30分間は効果が出ていない』と言われる理由に、塗ってすぐは肌になじんでいないからというものがあります。

しかし、日焼け止めは化粧水などと違いお肌に吸収させるものではありません。あくまでお肌の上に薄い膜を張ることで紫外線をブロックしてくれるという役割です。なので、日焼け止めは塗ってすぐから効果を発揮してくれますよ!

ただし、お肌に均一にムラなく伸ばせていないとしっかりUV対策ができているとは言えません。日焼け止めは夏の間は全身に使うことが多く、消費量も激しいためについついケチってしまいがちですが、薄く伸ばしすぎると効果がないためたっぷり使うようにしましょう。

 

■ライフスタイル別!おすすめの日焼け止めの使い方

 

 

紫外線を浴びるのは朝の通勤時だけ!屋内でお仕事の方

SPF34以下のジェルタイプ、乳液タイプの日焼け止めがおすすめ
紫外線を浴びる時間が極端に少ないので、それほど強いものを使わなくてもOK。ですが夏は通勤だけでも汗だくになることもあるので+日傘もあると安心です。

 

営業周りや配達などの屋外でお仕事をされる方

紫外線を浴びる時間が長く、汗もたくさんかかれるので、SPF35以上のクリームタイプやスティックタイプがおすすめ
仕事中日傘や帽子を使用できれば使用していただき、難しい場合はスプレータイプの日焼け止めで髪や頭皮も保護しましょう。
3~4時間おきに塗りなおすように心がけてくださいね。

 

敏感肌の方

低刺激のパウダータイプや乳液、ローションタイプがおすすめ。SPFは34以下だと肌への刺激が少ないのですが、持続性がないのでこまめに塗りなおしをしましょう。
また、可能であればアームカバーや日傘などで紫外線をカットしましょう。

 

長時間屋外で激しいスポーツやレジャーを楽しむ場合

汗や水に強いウォータープルーフの日焼け止めを使用しましょう。SPF40以上のもので、特に肌への密着があるクリームタイプがおすすめです。ムラになりやすいので、均一にたっぷり塗ることを意識してください。
スプレータイプで髪や頭皮を保護し、UV対応のサングラスで目から入る紫外線もカットしましょう。汗や水で日焼け止めが流れやすいので、3~4時間ごとに塗りなおしましょう。

 

いかがでしたでしょうか。今回は夏の紫外線対策に欠かせない日焼け止めについて詳しく解説させていただきました。
今日のこのコラムを参考に、完璧なUVケアを目指しましょう!

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