美容コラム

痩身・ダイエット

クールスカルプティングってほんとに痩せるの?

脂肪を冷却して体外へ排出することで部分痩せができるといわれている『クルスカ』ことクールスカルプティング。冷却するだけでホントに効果あるの?と思われている方も多い施術ですよね。
今回はそんなクルスカについて徹底的に解説していきます!

■そもそも『太る』ってどういうこと?

 

 

クルスカのメカニズムを知る前に、そもそも『太る』ってどういうことなのでしょうか。

体重が増えることを『太った』という人もいれば、見た目がふっくらすることを『太った』という人もいます。その為、ひとえに『痩せる』といっても、どこがどう変わるのか、そしてあなたにとっての『痩せる』がどのような状態になることを指すのかを明確にしておく必要があります。

体重を落としたい人に部分痩せができる施術を提案しても満足度は高くありませんし、逆に筋肉質な身体になって引き締めたいという方に部分瘦せの施術を提案しても満足のいく結果にはならないでしょう。
クルスカは『部分痩せ』に特化した施術です。筋肉をつけたり食欲を抑えたり、体重を減少させたりといった効果はありません。その代わり、はみ出たお肉をすっきりさせる、ボディラインを美しく整えることにおいて効果が高い施術です。まずはそのことを念頭に置いておきましょう。

 

■クルスカで『痩せる』メカニズム

実はヒトは『脂肪細胞』の数が決まっていると言われています。思春期までは変動しますが、それ以降は一定となり、脂肪細胞の数に変動はありません。つまり、大人になってからは太るからと言ってこの脂肪細胞の『数』が増えているわけではないということです。細胞の数は一定なのになぜ太ってしまうかというと、脂肪細胞の大きさが大きくなったり小さくなったりすることで太ったり痩せたりしているのです。

実は、一生懸命ダイエットしたのにリバウンドしてしまう原因のひとつがこの脂肪細胞の数にあります。
ダイエットをしても脂肪細胞の数自体が減ることはありませんので、生活習慣次第では脂肪細胞がまた大きくなってしまう=リバウンドするということになります。

つまり、物理的にリバウンドさせない為に脂肪細胞そのものの数を減らしてしまえば、たとえまた脂肪細胞が大きくなっても細胞の数がそもそも減っているので太りにくくなるというわけです。

 

 

クルスカは脂肪細胞を冷却して細胞死を引き起こすことで、脂肪細胞の数そのものを減らすことができます。そのため、ただ食事制限や運動などで痩せるよりもリバウンドしにくいと言われています。これがクールスカルプティングで『痩せる』と言われている理由です。

また、クールスカルプティングは日本の厚生労働省から『痩身治療に効果がある』と認められている機械です。似たような脂肪冷却マシンはたくさんありますが、効果の証明までされているのはクールスカルプティングだけ。どうせならちゃんと効果が実証されている機械を選びましょう。

 

■冷却したら皮膚が壊死したりしないの?

 

 

こちらの疑問も患者様からよく聞かれる内容です。
確かに、細胞が死んでしまうほど冷却するのであれば皮膚や他の組織への影響が心配ですよね。しかし当然そういったところも良く考えられています。
皆様も良くご存じの通り、水は0℃で凍るのに対し、脂肪細胞は4℃で結晶化し始めるとされています。脂肪細胞は案外高めの温度でも細胞に影響を与えることができることが分かりますね。

人間の身体は、皮膚の温度が-4℃になると凍傷が起こります。血管はさらに低い-18℃で影響が出るとされていますが、これは生命活動が止まってしまった場合です。体内を循環している(流れ続けている)血液が凍ることはまずありません。つまり生きている限り血管に影響が出ることはほとんどないと考えて大丈夫です。

先述の通り脂肪細胞は4℃で結晶化し始めるため、クルスカでは施術中、脂肪細胞が4℃以下になる温度を一定に保っています。機械が作動している間、自動で皮膚の温度をコントロールすることで、他の組織を凍らせることなく脂肪細胞のみを狙って凍らせることができるのです。

 

■脂肪溶解注射とどう違うの?

痩身治療の1つで、脂肪溶解注射による治療も有名です。こちらもクールスカルプティングと同じく脂肪細胞を破壊することで部分痩せを目指せる治療です。
細胞死させるためのアプローチ方法が違うだけで、プロセスは似ていますよね。

 

 

上の図の通り、部分痩せに特化している点やリバウンドのしにくさなどはどちらも同じです。
決定的に違う点は、クルスカは『脂肪細胞のみ』にアプローチするのに対し、脂肪溶解注射は『脂肪細胞以外の細胞も破壊』してしまうことでしょうか。

効果の実感に関しては、クルスカも脂肪溶解注射も施術回数を重ねることに越したことはありませんが、比較的少ない回数で効果を実感できるという点ではクルスカの方が最終的なコスパはよいかもしれません。

 

■クルスカに出てくる用語『サイクル』や『エリア』って何?

他院様も含め、よくクルスカの説明がされているサイトを見ると、『サイクル』や『エリア』という単語が出てきますよね。これらの単語は、主に施術範囲をあらわす際に使われており、施術の際に使用するアプリケーター1つのことを指します。他にも『パーツ』という単語もよく使われていますね。サイトによって表現方法が違うので混乱しがちなのですが、単語が違うだけですべて意味は同じです。つまり『サイクル=エリア=パーツ』だと思っていただいてOKです。
『アプリケーター1つ=1サイクル=1エリア=1パーツ』と覚えておきましょう。

 

■アプリケーターごとの施術範囲

クルスカのアプリケーターにはそれぞれ種類があり、種類ごとにアプリケーターの大きさが異なります。
これらは施術する部位によって使い分けており、例えばアゴ下などの施術範囲が小さい部位には専用の小ぶりなアプリケーターを使用します。

 

 

上記は当院でお取り扱いしているアプリケーターです。主な適用部位は表のとおりですが、患者様の体格や理想のボディラインに合わせて使用するアプリケーターを変えていきます。

大きいアプリケーターの方が1度に広範囲を施術できるのでお得なのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、クルスカのアプリケーターは決して『大きければよい』というものではありません。脂肪の形に合わせてアプリケーターを取り付けることで、施術の途中でアプリケーターが外れるのを防ぐことができますし、施術後のボディラインが1部だけ凹んでしまうといったリスクを避けるためでもあります。

『効率よく、美しいボディラインを作る』為にも、アプリケーターの種類を変えて施術することは必須ですよ。

 

■クルスカをしたのに『痩せない』と感じる方の特徴

①クルスカ後にダイエットをしない人

ダイエットが嫌でクルスカをしたのに結局ダイエットしなきゃダメなの!?と思われるかもしれません。もう少し違う言い方をすれば、クルスカ後に暴飲暴食を繰り返す食生活をやめられない方といったほうが良いかもしれません。体重はそのままで部分的に痩せたいだけ!という方は過度なダイエットまではしなくても良いですが、せめて体重はキープするようにしてください。せっかく脂肪細胞が減っても、施術前よりも脂肪細胞が大きくなれば期待していたような変化は現れません。

 

②施術後にマッサージをしない人

クルスカで死滅させた脂肪細胞は、時間をかけて体外へ排出されます。その排出を促すために、ご自身で施術部位のマッサージを行うことでより高い効果の実感を得られるでしょう。
また、軽く汗をかく程度の運動や筋トレなどで代謝をあげるのも効果的です。

 

いかがでしたでしょうか?脂肪吸引のように切開しない為、ダウンタイムをほとんど感じることなく部分痩せができるのがクールスカルプティング最大のメリット。リバウンドもしにくい為、『このお肉だけなくなってほしい!』という方に大変おすすめの施術です。

ちょっとだけはみ出たお肉をなくしたいという方はぜひクルスカをお試しください!

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