美容コラム

鼻整形

【鼻の手術を局所麻酔で受ける痛みは??】スタッフの実体験をご紹介!

当院でも多くの患者様が受けられている鼻の美容整形。鼻はお顔の中心であるだけに、お鼻が整うとお顔の印象が一気に垢抜ける人気の手術です。
大きな手術というイメージが強い鼻整形ですが、肋軟骨(肋骨の軟骨)を使用した施術や骨切り幅寄せ(鼻筋の骨を切る手術)をする方以外は、意外にも局所麻酔で施術をすることができるのです。

そこで今日は、当院のスタッフが局所麻酔でお鼻の手術をした際の様子を、本人の感想を元にお伝えしていきます。

局所麻酔はどんな感じ?

さて、今回のコラムではデザイン~麻酔直前までの工程に関するご説明は省かせていただき、ブロック麻酔からお伝えしていきます。

まず、耳やお鼻に麻酔をする前に、頬の真ん中あたりに麻酔をしていきます。この部分の麻酔は局所麻酔でお鼻の手術をする方のみがするもので、ここに麻酔をすることで頬の真ん中あたりに走っている神経の根本をブロックします。この麻酔で目の下から鼻の下あたりまで感覚を鈍らせることができます。

 

 

頬の麻酔が終わったら、続いて耳の軟骨を採取していきます。肋軟骨を使用する方はいちばん最初に肋軟骨から採取します。

まずはこのように、耳の外側と内側それぞれに、メスを入れたり採取する軟骨の部分を特殊な色素を使ってあらかじめマーキングしていきます。

 

マーキングが終わったら、今度は耳全体に満遍なく麻酔液を注入していきます。

スタッフいわく、『耳の麻酔はチクチクするけど軟骨ピアスをあけ慣れてる人なら余裕だと思う』とのこと。麻酔中表情も変わらなかったのでそれほど痛い麻酔ではないようです。(※痛みの感じ方には個人差があります。)

麻酔を注入した部分は麻酔液で膨らみます

 

 

その後、メスでマーキングに沿って切開し、耳介軟骨を採取→加工していきます。

耳介軟骨を採取する際は、触られている感覚は残るのでくすぐったさは感じるようですが、しっかり麻酔を効かせているので痛みはないとのこと。
ただ、カミソリなどでゾリゾリさているような音、軟骨を採取する際のゴリゴリとした音は聞こえるようです。痛みだけでなくこういった音も怖いと感じる方は静脈麻酔の方がよいかもしれません。

耳介軟骨の加工が終わったら、ようやくお鼻にいきます。

 

このように、まずお鼻の粘膜側(内側)に麻酔を注入し、最後にお鼻の外側に注入します。

 

 

麻酔後は麻酔液でお鼻が腫れます。

そして肝心のお鼻の麻酔ですが…かなり痛いようです。

痛みに強いというスタッフが『声を我慢するくらい痛い、唸るほど痛いので寝ていた方がいい』と言い切るレベルなので、相当痛いことが分かります。麻酔の時間も1分半ほどありましたので、埋没や全切開などの数秒で終わる麻酔とはこのあたりも違ってきます。

いちばん痛いのはこのお鼻の麻酔という事で、ここを乗り切ればあとは何も感じないそう。
ちなみに、痛みの他にも麻酔液が入ってくる感じが水で溺れそうな感覚に似ているとのこと。

 

静脈麻酔は、当院では手術が終わるまでかけている場合と、局所麻酔が終わるまでの間だけかけている場合の2種類をご用意しています。

痛いのは絶対に嫌だ!寝て起きたらすべて終わっていてほしい!という人には手術が終わるまで麻酔をかける方をオススメしますが、とりあえず一番痛い局所麻酔の間だけ寝ていられたらいいかな…という人は局所麻酔時のみ、という静脈麻酔のメニューもありますのでご参考にしてくださいね。

ただ、どちらもそれなりに料金が発生するので、1分程度の痛みなら我慢する!節約の為に局所麻酔で乗り切る!という方もいらっしゃいます。痛みの程度などについては個人差もあるので何とも言えませんが、今回のコラムを参考の上でご自身が納得する形で決めていきましょう。

 

さて、局所麻酔がしっかり効いたお鼻をどのようにしていくかというと…

 

 

当院は基本的に鼻先を施術する場合はすべてオープン法で行っております。

少々グロテスクなのでモザイクをかけさせていただきましたが、なんとなくお鼻がどのような状態なのかはお分かりいただけるかと思います。
こんな状態でも痛みは全くないそうなのでご安心ください。万が一痛みが出た場合でも麻酔はすぐに追加できます。手術を受けられているご自身からは鼻の状態は見えません。

なんとなく触られている感覚はあるものの、このような状態にあることは分からないようです。施術を受けたスタッフも『今私の鼻開いてるんですか?』と聞いてくるくらいでした。

 

 

お鼻の中の処理が終わったら、形を確認し傷口を縫って完成です。

気になる術前との比較を見てみましょう。

 

 

下に垂れた鼻先が、ツンとしたきれいな形に整いました。

こちらのスタッフは耳介軟骨移植と鼻尖形成のみの施術ですが、患者様によってはこのスタッフと同等の変化を出すためには肋軟骨の使用をおすすめすることもあります。
彼女の場合、もともと鼻中隔軟骨にしっかりと長さがあったこと、耳介軟骨も大きく強度も十分にあったことからこちらの施術となりました。

軟骨の強さや大きさ、皮膚の薄さや伸び具合などによっても、同じ施術をしても変化量は異なります。この辺りは個人差が大きいため、自己診断せず経験のある医師にしっかりと診察してもらいましょう。

今回の手術時間自体はおよそ2~3時間程度。肋軟骨を使用する場合は3~4時間かかります。
手術以外のお時間として、麻酔を効かせたり、麻酔から目覚めるまでのお時間が別途かかってきますが、このあたりも個人差により時間は変わってきます。

 

さて、お鼻の手術が終わったら、最後にテーピングとギプス固定をしていきます。

 

お鼻のテーピング→ギプス→ギプスを固定するテーピングの順番です。
お鼻のテーピングについてはYoutubeでも動画で詳しくご説明していますので、ぜひこちらもご覧ください!

 

耳介軟骨移植のみの方は、ここから更に鼻先に抗生剤を染みこませたガーゼを当てて固定します。耳にも同じように抗生剤を染みこませたガーゼを縫い付けています。
鼻先のガーゼは手術当日の夜(22時くらい)に、ご自身ではずしていただけます。お鼻の中の詰め物は耳介軟骨移植の方は基本的にはしません。

肋軟骨や鼻中隔軟骨を使用した手術を行った方は、お鼻の中まで詰め物をしていきます。

詰め物をしている場合、ギプス交換時に抜去します。3日間は苦しいですが、お鼻の手術において一番怖い感染を予防するためにもできるだけ時間は守るようにしてください。もちろん、どうしても苦しいという方はお問い合わせいただければ早めに抜去することもできます。

 

いかがでしたでしょうか。今回は鼻整形を局所麻酔で受ける痛みと手術の流れについて簡単に解説しました。

次回はギプス交換や抜糸の様子から1カ月後の仕上がりまで解説していきます!

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