当院でも人気のボトックス注入。今日は患者様に聞いたボトックス注入の人気部位をご紹介していきます。
様々な年齢の患者様がいらっしゃる中、どの部位が1番人気となったのでしょうか。
下の表をご覧ください。
当院のSNSで実施したアンケートの結果です。
院長やスタッフの予想では1位に眉間、2位額という予想でしたが・・・結果は御覧の通り。
人気上位の部位は大きな差がなく、どの部位もほとんど同じ結果ですので、接戦ということがわかりますね。ただ、中でもひときわ人気だったのがエラボトックスでした。
1位 エラボトックス
エラボトックスは咬筋(こうきん)という、歯をかみしめた時に盛り上がる筋肉にボトックスを打っていきます。
エラボトックスが人気の理由は、ズバリ小顔になれるという点です。噛みしめ癖がある方や、食事の際どちらか片側で噛む癖がついていたりすると、この咬筋が発達して顔が大きく見えてしまうことがあります。
また、左右の筋肉の発達に差が出る為顔のゆがみの原因にもなります。
そこで、発達した咬筋にボトックスを打ってあげることで咬筋を小さくします。結果、小顔にすることができるというわけです。
手軽に小顔が手に入るということでとても人気な施術なのですが、誰でも小顔になれるわけではありません。というのも、ボトックスは筋肉に作用する薬剤の為、脂肪が原因でお顔が大きいという方には効果はありません。また、副作用として食事の際に噛みづらさを感じることがあります。
ただ、ボトックスの効果はよくも悪くも3ヶ月程度ですので、時間がたてば元に戻ります。小顔には興味があるけどメスを入れるのも糸を入れるのも怖いという方や、ちょっと試してみたいという方におすすめの施術です。
定期的に打ち続けることでエラ(咬筋)の発達が抑えられ、効果が切れても何もしていない頃よりも小顔になれる効果も期待できますよ!
2位 眉間
やはり人気の眉間ボトックス。表情筋ボトックスの中でも特にポピュラーであり、多くの方が気にされている部位でもあります。眉間ボトックスは、顔をしかめる時に眉と眉の間に発生するシワに打っていきます。通常は表情を動かしたときに発生するシワですが、長年同じ表情をつくり続けることで写真のように平常時でもシワが刻まれてしまいます。
怒り顔や不機嫌顔と称される原因となるシワですので、予防のために20代後半から打たれる方も多い部位です。
3位 口角、肩、顎
同率3位のこの3部位は、口角と顎は表情筋ボトックスに、肩はエラボトックスと同じくシワ改善以外を目的としたボトックスとなります。
口角ボトックスは、口元が『へ』の字に下がって見える方や、上の症例のように笑った時に口角がきれいに上がらない方におすすめの部位です。眉間と同じく不機嫌顔の改善にもなります。
肩ボトックスは肩こりや肩の筋肉の盛り上りを気にされている方におすすめの部位で、肩こりの原因となる筋肉の緊張を緩和することで肩こりを改善します。また、肩の筋肉の盛り上りを緩和することで、首を長く見せる効果もあります。
画像のように、僧帽筋(そうぼうきん)が盛り上がって張っていると首が短く見えてしまうのがお分かりいただけるかと思います。
首が短いと顔が大きく見えたり、垢抜けない印象に見える為、僧帽筋の張りで首が短く見えるという方にはぜひ1度お試しいただきたい施術です。
いかがでしょうか。今回は上位3位までの部位をご紹介させていただきました。
どの部位もそれほど大きな差は出なかったことを踏まえると、ボトックスは非常に汎用性が高く、多くの方のさまざまなお悩みを解決できる手段といえそうです。
ご自身のご年齢やその時々のお悩みに合わせて施術部位を検討してみると良いかもしれませんね!