美容コラム

美肌治療

2024年版 おすすめの日焼け止め特集

昨年も好評だった日焼け止め特集。今年もおすすめをまとめてみました!夏が本格的にくる前に日焼け止めを手に入れて紫外線対策をしていきましょう!

 

日焼け止めの基本!SPF 値·PA 値ってなに?

 

SPF 値は、肌を赤くする原因となるUVB を防いでくれる値。最大は50+で表現されます。また、SPF 値は効果が持続する時間を表していますので、値が大きければ大きいほどその効果が長く続くということになります。

つづいてPA値。こちらは最大で++++と表記され、効果が強ければ強いほど+の数が増えていきます。
PA値は、肌を黒くしてお肌の弾力を奪うUVAを防いでくれる効果があります。

これだけ聞くとどちらの値も一番強いものを選べば良いのでは?と思うかもしれませんが、実はそんなに単純ではありません。
どちらの値も高ければ高いほど紫外線から守ってくれますが、別の意味でお肌にダメージを与えてしまいます。また、それぞれの生活スタイルによっても最適な日焼け止めは変わります。

そのため、日焼け止めを選ぶ際には注意が必要です。

 

とにかく焼けたくない人におすすめの日焼け止め

 

とにもかくにも絶対に焼けたくない!という方は、SPF 値とPA値が高いものを選ぶことをおすすめします。特にジェルタイプのものだと延びがよく塗りやすいのでムラになりにくいでしょう。

こちらは外で仕事をする機会が多い方や、海水浴やプール、BBQ など野外でのレジャーを楽しむ方にもおすすめ。しかし先述のとおり、値が高いほど肌への負担が大きくなるため敏感肌の方は特に注意が必要です。

特に水や汗に強いことを売りにしている商品は、ボディーソープなどで身体を洗ってもきれいに落ちてくれないものも多く、日焼け止めの強い成分が肌に残ったままになってしまうことがあります。

強い日焼け止めを使った跡に身体ニキビができたり、痒くなってしまうなどのトラブルの経験がある方は、使用後の日焼け止め落とし方を工夫したり、そもそも使う日焼け止めを石鹸で落ちるものに変える必要があります。

 

敏感肌は紫外線吸収剤に注意

 

日焼け止めの成分の中には、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤などが含まれていることがあります。その中でも敏感肌の方は特に線吸収剤を使用している日焼け止めに注意が必要です。

 

*紫外線吸収剤とは
紫外線を熱エネルギーなど別のエネルギーに変換して発散する役割を持っています。しかし、中には紫外線吸収剤に反応して肌にかゆみが出たり赤くなったりしてしまう人がいます。

 

紫外線吸収剤は主に『メトキシケイヒ酸エチルヘキシル』『パラアミノ安息香酸』という成分が使われていることが多いでしょう。その他にも紫外線吸収剤には様々な成分がありますので、お肌が敏感な自覚をお持ちの方は他にどんな成分があるか事前に調べたうえで成分表にこれらの成分が表記されていないものを選ぶとよいでしょう。

代わりに、紫外線散乱剤が使われているものは紫外線吸収剤を使用した日焼け止めにくらべて肌への負担が少ないため、『酸化チタン』や『酸化亜鉛』などの紫外線散乱剤が使われているものを選ぶとよいでしょう。紫外線散乱剤を使用した日焼け止めを『ノンケミカル処方』とよびます。

とはいえ、これらの成分が使われているもので100%肌荒れするわけでも、逆に肌荒れしないわけでもありません。大切なのはご自身のお肌の状態を把握したうえで、お身体もお顔と同じように化粧水やボディクリームで保湿するなど、普段から肌状態を整えたうえで使用していきましょう。

また、SPF値やPA値が低いものは日焼け止め効果の持続時間が短いものや、汗や水に弱いものが多いため、日中なんども塗り直しが必要になることもありますが、敏感肌の方はSPF値やPA値が控えめのものを選ぶと、お肌への負担が軽減できますよ。

 

生活スタイルに合わせた日焼け止めを選ぼう!

日焼け止めにはクリームタイプやミルク・ローションタイプ、ジェルタイプなど様々な種類がありますが、どの製品にもそれぞれ適した場面とそうでない場面があります。

①クリームタイプ

肌の密着度が高く、保湿感も◎
製品によっては白浮きしやすいものや、塗りムラになりやすいもの、べたつきを感じるものがある。肌への密着度が高いため、身体を洗っても肌に残りやすい。特にウォータープルーフ処方のものは海やプールなどのレジャーや、汗を大量にかく現場などにいるときに適している。

 

②ジェルタイプ

みずみずしく軽い感覚で、伸ばしやすい。べたつき感がほとんどないため好む方も多いが、クリームタイプと比べて水や汗に弱く、落ちやすい。汗をかく場面では塗り直しが必要になる。汗や水にぬれる環境下でない人や、通勤や通学時のみなど日に当たる時間が短時間な人におすすめ。

 

③ミルク・ローションタイプ

比較的お肌に優しい処方の製品が多く、クリームタイプとジェルタイプの中間のような感じで使用できる。伸びが良いものが多い反面、製品によっては白浮きしたりべたつきを感じることも。汗や水には弱いので日中に外出する場合は塗り直しが必要。

ジェルタイプと同じく紫外線に当たる時間が短時間な人や、お肌が敏感な人、乾燥肌の人におすすめ。

 

④スティックタイプ

手軽にサッと手を汚さず塗ることができる。商品によってSPF値などは様々。
肌への密着度は高くないので、水や汗の耐性は弱め。持ち歩いて塗りなおすとよい。

石鹸で落とせるものが多い一方、ヒジやひざなど骨っぽい部位においては塗りムラができやすい。

 

⑤パウダータイプ

さらっとした仕上がりで、化粧直しに適している。メイクの上からでも使用でき、べたつき感もないが、重ねすぎると厚塗り感が出ることも。汗や水に対する耐久性はほぼゼロなので、メイン使いではなくあくまで化粧直しに使うのがおすすめ。お肌に優しい処方のものが多いので敏感肌の人でも使いやすい。

 

⑥スプレータイプ

スティックタイプと同様、手を汚さず使用できる。比較的SPF値やPA値が高い製品が多く、髪にも使用できる。首の後ろや背中にも自分一人で塗りやすく手軽だが、塗りムラになりやすい。外出時の塗り直し用におすすめ。

このほかにも、最近ではファンデーションにも日焼け止めの効果がプラスされているものが当たり前になってきました。ヘアケアに使うヘアミルクなどにも日焼け止めの処方がされているものもあります。

ご自身の生活スタイルや肌タイプ、使用感の好みに合わせて最適な日焼け止めを選んでお肌を守りましょう!

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