最近、鼻整形でよく見かける「貴族手術」と「猫手術」
名前は知っているけど実際にどこの部位でどんな施術なのかイマイチ想像できない….。
そんな方はいらっしゃいませんか?
今回はそんな「貴族手術」と「猫手術」について紹介していきます。
貴族手術
貴族手術とは小鼻の付け根が陥没しているのを改善する施術です。
写真で見ていただくとより貴族がどの部分に該当するのかが分かりやすいと思います。
アジア人はこの部分が凹んでいる人が多く、
顔全体が平面的でメリハリがない顔に見えたり、ほうれい線が目立つ、上唇が突き出て見える、などのコンプレックスを抱えている人が多い部分です。
そうした悩みを改善してくれるのが「貴族手術」です。
上記でピックアップしたコンプレックスですが、必ずしも貴族手術が適用になるとは限りません。
例えば、「ほうれい線」
ほうれい線の原因はたるみ、乾燥、むくみの繰り返し、姿勢、歯並びなどがあげられます。
皮膚によるたるみが原因であれば切開を伴うフェイスリフトや糸リフト、レーザー照射によるエイジングケアが有効な場合が多いです。
では、貴族手術が適用になる人はどんな人なのでしょうか。
答えは貴族部分の陥没や低さが原因でほうれい線が目立つ人です。
ほうれい線の起点となる部分が深くほうれい線が目立つのが原因だと考えます。
ご自身が「貴族手術」が適用になるかならないか、難しいと思いますのでカウンセリング時に確認すると良いでしょう。
ここまで紹介してきた貴族手術ですが、「鼻翼基部形成術(びよくきぶけいせいじゅつ)」とも呼ばれています。
最近では「貴族手術」として紹介するクリニックが多いのであまり目にする事はないかと思いますが、「鼻翼基部形成術(びよくきぶけいせいじゅつ)」と目にしたら、
鼻翼基部形成術=貴族手術だなと思って頂いて大丈夫です。
ちなみに貴族手術は上品で優し気な印象になれるため、韓国で「Nobility surgery」と呼ばれるようになり、日本でもそこから「貴族手術」として呼ばれることが増えました。
近年では希望者が増えている人気の手術です。
【貴族手術がオススメの方】
・小鼻横の凹凸、影が気になる
・ほうれい線が目立つ
・リフトアップしたけど小鼻横のほうれい線が改善されない
・口が突出している(口ゴボが気になる)
・立体感が欲しい
猫手術
続いては猫手術。
猫手術とは、鼻の下部と人中の角度を理想的な角度にする施術です。
日本人の場合はこの角度が90~95°が理想的な角度だといわれています。
そんな猫手術ですが、「鼻唇角形成術(びしんかくけいせいじゅつ)」または「Cカール形成」とも呼ばれています。
鼻唇角とは鼻の下部と人中の角度のことをいいます。
このコラムを読んでいる人の中に、
・鼻の形は悪くないのに、なぜか垢抜けない。
・常に不機嫌そうだといわれる。
などといったお悩みを抱えている人はいらっしゃいますか?
「鼻の形は悪くないのに垢抜けない」
これは人中が伸びて見えることが原因であると考えられます。
また、「常に不機嫌そうだといわれる。」
これは上唇または口全体が前方に突き出ていることが原因であると考えられます。
これらのお悩みを解消するために鼻唇角を整えて、バランスの良い鼻を目指すのが「猫手術」になります。
鼻唇角の手術は単独で手術が行われることはほとんどありません。
それは、単独ではハッキリとした効果を実感しにくい為です。
ですので、多くの人は他の施術と併用して手術を行います。
当院でも猫手術単独では施術を行っておりません。
そして、ここで気になるのは「どうやって鼻唇角の角度を調整するのか」という点です。
猫手術では、お客様から採取した肋軟骨や耳介軟骨といった自家組織、もしくはプロテーゼを鼻柱基部に挿入し、鼻唇角を理想的な角度に整えます。
クリニックによっても差異があると思いますので、ご希望のクリニックでご確認ください。
ちなみに猫手術は猫の横顔に由来して韓国の先生が名付けられたといわれている施術です。
古くからある施術ですが、韓国で人気に火が付き、最近では日本でも多くの方に注目されている施術です。
【猫貴族がオススメの方】
・口が前にでている
・鼻のつけ根が陥没している
・鼻下が長く見える
・拗ねたような口元が気になる
・魔女鼻やたれ鼻を解消したい
ここまで、貴族手術と猫手術についてお話してきましたがどうでしたでしょうか。
ご自身が適用になるかな?と感じたり、施術が気になっている、という方は是非クリニックにカウンセリングにお越しください。