美容コラム

目元整形

二重全切開ってどんな手術?麻酔の痛みは?

以前より自然癒着法のダウンタイムについてはご紹介してきましたが、今回は二重全切開の手術中の様子から術後当日の夜までの流れや目元の状態について詳しくご紹介していきます!

 

自然癒着法から全切開へ

まず、筆者が二重全切開をしようと踏み切った理由ですが、元々一重だったところに他院で瞼板法2点留めによる埋没を1度しており、それは1年経たないうちに取れてしまったので宮田先生に自然癒着法で二重にしてもらっていました。

その際の自然癒着のダウンタイムの経過はこちらのコラムにてご紹介しています!

 

 

自然癒着法は2点留めと比べてラインもきれいですし、1年経過時点では緩んできている感覚もありませんでした。ただ、元々の目が腫れぼったく浮腫みやすい体質の為に寝起きにまぶたがパンパンになっていることがよくあり、自然癒着でも取れてしまうのではないかという不安があったことが切開に踏み切る1番の理由になりました。旅行中など大事な時に取れてしまったり、取れてしまってもすぐに施術ができなかったりなど、一重でいる期間が少しでもあるのが嫌だったからです。

また、私の場合は眉下の脂肪(ルーフ)があり、目をあけた時に二重ラインにこの脂肪が乗っかってくるのが嫌だったのですが、それはまぶたの脂肪取りでは切除できない脂肪の為に切開でしか対応できないと言われていました。

 

 

写真をご覧いただけば分かる通り、目を開いた状態で二重ラインにぷにゅっと乗っている脂肪がルーフです。
私は元々目と眉の距離が近いので特に思いっきり目を見開いたりしなくてもこのような感じになります。これはまぶたの脂肪取りでは改善しない為、切開で切除する必要があります。

全切開をすればこのルーフも切除できますし、そういう理由もあって全切開へ踏み切ることにしました。

 

麻酔の痛みはどんな感じ?笑気麻酔は必要?

まず当院では目元の施術をする際にオプションで『痛みの少ない局所麻酔』『笑気麻酔』を付けることができます。
結論からいうと、笑気麻酔は不要かなと感じました。

というのも、笑気麻酔は痛み自体を軽減してくれるものではなく、気持ちをリラックスさせる目的だからです。私のように過去に埋没を何度か経験している方で、特に強い緊張を感じていないのであれば笑気麻酔はつけなくても良いと思います。

局所麻酔が一番痛いので、そこさえ乗り越えてしまえばあとは何も痛みはありません。

ただ、極度に緊張されている方や局所麻酔の時だけでもリラックスしたいという方は笑気麻酔をすることで気持ちの面で楽にはなるでしょう。

さて、問題の局所麻酔の痛みですが、個人的な感覚でお話すると『耐えられないほどの痛みではないけれどけっこう痛い』という感じでした。

 

 

麻酔中の様子です。このようにまぶたの目尻側から針を挿入して目頭側から麻酔液を注入しながら針を抜いていきます。

針をまぶたに挿入する時点では全く痛みはありませんが、まぶたに麻酔液を注入する際にまぶたがツンとするような痛みがあります。もちろん痛みの感じ方には個人差がありますが、私はもしまた同じ手術をするのなら痛みの少ない麻酔をオプションで付けてもいいかなと感じました。

痛みは片目につき体感3秒くらいでしょうか。そんなに長い時間麻酔を注入していないのでちょっと我慢すれば終わるという感じでした。

 

 

麻酔後はこのような感じで、まぶた全体が麻酔液により腫れます。
この時点で目を開けようと頑張ってみましたが、目はほとんど開きませんでした。ですので、麻酔後はおとなしく目を閉じていましょう(笑)

まぶたに書いてある黒いラインがデザインで、切除する皮膚の範囲です。こんなに狭い範囲なんだなと驚きますよね。

施術中はどんな感じ?

全切開の施術中は、麻酔がしっかり効いているので痛みは全くありませんが、途中器具でまぶたを引っ張っているので、その時は引っ張られている感覚があります。けっこう強く引っ張られている感覚でした。

 

 

遠目から撮影したものを拡大しているのであまり画質が良くありませんが、施術をしている先生の両手の手前から下(鼻の方向)に向かって引っ張っているのが看護師の手で、この時に引っ張られているなという感じがします。痛みはありません。

電気メスで止血しながら切り進めていくので皮膚が焼ける匂いがしますが、私はのんきに焼肉屋さんみたいな匂いだなと感じていました。私はこれで気持ち悪くなることはありませんでしたよ。

 

 

切開後の瞼の様子です。このあと必要があればルーフを切除したり、見えている埋没の糸を抜糸したりしていきます。
私の場合は過去に行った瞼板法2点留めの糸と自然癒着法の糸で合わせて片目につき3本出てきました。

この時、埋没の糸が見えない場合や無理をしないと抜糸できない場合は、強い腫れなどの原因にもなることやまぶたへの負担にもなることからわざわざ探してほじくるということはしません。あくまで切開した際に糸が見えれば抜糸するという形になります。

 

施術中もしっかりラインをチェック!静脈麻酔が使えない理由

さて、ある程度施術が進むと、施術の合間に先生からラインの確認の為『指を目で追いかけて~』と言われます。こんな感じで目を開けて、先生の指を目で追いかけます。

 

 

これで明らかな左右差や目の開きに異常がないかを確認しているんですね。

この動きは施術の間に何度か行われます。これはきれいに仕上げる為に必ずする確認行為なので、静脈麻酔や全身麻酔などで患者様が寝てしまっているとできなくなってしまいます。その為当院では目元の施術をする方は局所麻酔で行っています。

稀に患者様から怖いのでどうしても寝ている間にしてほしいという要望をいただくのですが、この確認が出来ないことには施術ができません。少し怖いかもしれませんが、局所麻酔さえのりこえればあとはウトウトできるくらい何も感じないので、どうしてもという方は笑気麻酔でがんばりましょう。

ちなみに、切除した組織や抜糸した埋没の糸はこんな感じ。

 

 

ルーフだけでなく眼窩脂肪もしっかり取ってくれました。
まぶたの中にあった糸も抜糸出来て気持ち的にもすっきりです。左右で切除できる組織は当然左右差があります。

 

直後の腫れはどんな感じ?痛みはいつ出てくるの?

 

 

施術直後の目元の様子です。この時点では内出血もまだ分かりませんね。左目(向かって右側)の方が腫れが強く出ています。
麻酔が残って腫れているので、まぶたは閉じ切らないですがこれは普通なのでご安心ください

痛みは直後の時点ではまだなく、局所麻酔が効いている感じがします。術後3時間くらいからジンジンするような痛みが徐々に出てきたので、ロキソニンを飲んで対応しました。

 

 

そしてこちらが手術当日の夜、ちょうど寝る前ですね。自宅での撮影ですので照明環境が悪く申し訳ありません。

術後でいうとおよそ6~7時間後にあたります。内出血が出てきて、まぶた全体が赤紫色になってきました。ロキソニンが効いているので痛みはありません。

湯舟には浸かっていませんが、この日普通に洗顔や洗髪もしています。お化粧水などのスキンケアは目元を避けているので、処方されたワセリンを塗って保湿しました。


さて、今回は二重全切開の術前~術後当日の夜までの様子を細かくお伝えさせていただきました。
全切開の手術ってどんな風にするの?と不安に思われていた方の参考になれば幸いです。

 

来週のコラムでは翌日から1ヶ月までの様子を細かくお伝えしていきますよ!

 

 

 

ー ご予約はコチラから! ―

CONTACT US

お問い合わせ

お電話またはWEBフォームよりご予約を受け付けております。まずはお気軽にご相談ください。

電話でのご予約はこちら

※お電話の受付は19時までとさせていただきます。