当院でも人気のヒアルロン酸は涙袋や額、顎などの様々な部位に注入することができ、短い施術時間で施術当日から効果が期待できる施術であるため、満足感を味わいやすいという魅力があります。
そんなヒアルロン酸ですが、1ccでどのくらいの変化を出すことができるのでしょうか?
また、部位によってどのくらいの量がいいのでしょうか?
今回はヒアルロン酸の注入量に注目していきたいと思います。
1ccでどのくらいの変化を出せる?
そもそもヒアルロン酸1ccとは注射器一本分の量ですが、注入する部位によってヒアルロン酸の必要量が変わってきます。
つまり、1ccでこのくらいの変化を出せるということは部位、患者様の状態によって異なるため簡単に言うことは難しいのです。
1ccで十分な効果を期待できるということもあれば、4〜5ccは必要となる場合、逆に1ccでは量が多いという場合もあります。
ヒアルロン酸は部位や患者様によって適切な量に調整することが大切になります。
各部位に必要なヒアルロン酸の量
それではここからは、各部位にどのくらいの量のヒアルロン酸が必要なのかを見ていきましょう。
唇
▲《唇ヒアルロン酸》ボルベラXC:0.6cc
唇のヒアルロン酸は唇のボリュームを出したり、Cカールを作るなどの様々な効果があり、上下合わせて1ccでも十分な効果が期待できます。
もちろん唇の厚さは人それぞれですので、注入量がもう少し必要な方もいらっしゃいます。
また、患者様の希望する形や厚みによっても異なります。
額
▲《額ヒアルロン酸》ボリューマXC:4cc
額のヒアルロン酸ではおでこのボリュームを出して、丸みを出すなどの効果があります。
凹みをなくしてなだらかにしたい場合は2〜3cc、丸みを出したい場合は4〜5ccほどが目安です。
額は面積が広く、その分注入量も増えるため価格も高くなる部位と言えます。
頬
▲《頬ヒアルロン酸(左頬)》ボリフトXC:1cc
頬のヒアルロン酸は頬コケやたるみを改善して輪郭を整えたり、お肌にボリュームを持たせることで若々しい印象にさせる効果があります。
注入の目安としては両側で1〜2ccほどです。
顎
▲《顎ヒアルロン酸》ボラックス:1cc 《唇ヒアルロン酸》ボルベラXC:0.85cc
輪郭を整えたり、Eラインを整える効果があるのが顎のヒアルロン酸です。
注入の目安としては1cc〜2ccほど。
日本人は顎が小さめの方が多く、効果がなかなか実感できず追加で注入を考える方や、カウンセリングを通して初めから2cc注入を検討される方もいらっしゃいます。
鼻翼基部
▲《鼻翼基部ヒアルロン酸》ボリューマXC 右:0.4cc 左:0.6cc
小鼻の横にある凹みに注入することによってほうれい線をを目立たなくさせたり、口元の突出を改善させるのが鼻翼基部のヒアルロン酸です。
注入の目安は両側で1ccほどです。
涙袋
▲《涙袋ヒアルロン酸》ボルベラXC 右:0.3cc 左:0.3cc 《自然癒着法(瞼板法)》
涙袋のヒアルロン酸注入は目を大きく見せたり、優しい、可愛らしいといった印象をアップさせるなどの効果があります。
目安とする注入量は両目で約0.2〜0.4ccほど。
今まで紹介してきた部位の中でも少ない量ではありますが、それでも十分な効果が期待できます。
逆に入れすぎてしまったり、注入を何度も繰り返してしまうと間延びする原因になってしまうことがあります。
いかがでしたでしょうか?
ヒアルロン酸は患者様によって注入量や効果が変わってくる施術です。
患者様に合った量の調整や、注入する部位を少しでも間違えると不自然で満足のいかない仕上がりになることも。
失敗のリスクを下げるためにも、医師とのカウンセリングがとても大切になってきます。
今回紹介したものはあくまで一部であり、目安でもあるので、実際にどのくらいの量を入れるのかは患者様の状態を見て判断していきます。
まずは一度カウンセリングにてご相談ください!