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こんなことしてない?ダウンタイムを長引かせるNG行動

外科手術を受けられる多くの患者様から非常にお問い合わせの多い『ダウンタイム』。
ダウンタイムはできるだけ早く終わらせたいですよね。実は、日常のちょっとした行動がダウンタイムを長引かせることがあるということをご存じでしたか?

本日はそんなダウンタイムを長引かせるNG行動についてお伝えしていきます!

 

そもそもダウンタイムってなに?

 

 

手術直後からはじまる腫れや内出血などが続く期間のことをいい、それらが完全に治まるまでをダウンタイムを呼びます。

施術の内容に関わらず、ダウンタイム中は腫れむくみ内出血などが目立つのが特徴で、その程度は施術を受けられた患者様の体質や、施術の工程や難易度などによっても左右されます。切開を伴う大きな手術になればなるほどダウンタイムも長くなりますが、ダウンタイムの基準は明確にはなく、医師や施術を受けられた患者様の感覚によるところも大きいです。

 

ダウンタイムが長引くNG行動

 

①過度に施術部位を触る
施術した箇所はいつもと違う状態になっているので、不安や好奇心から何度も触れる方がいます。施術箇所は怪我をしているのと同じ状態ですので、特に直後から1週間程度は触らない・安静にすることをまず心がけましょう。

ご自身の手で触れるのも感染の確率が上がる為よろしくないですが、だからと言って滅菌の綿棒などでつつくのもやめましょう。ダウンタイムが長引くだけでなく、仕上がりに影響が出る可能性もあります。

②夜更かしをする
傷の修復に欠かせない『代謝力』は、夜更かしをすることで下がります。寝る時間が遅かったり睡眠時間が短いと傷を治すのに時間がかかってしまう為、ダウンタイム中は特に早めの就寝を心がけ、しっかりと質の良い睡眠をとるようにしましょう。

③喫煙・受動喫煙の環境にいる
タバコの煙は様々な影響を及ぼしますが、特にダウンタイム中はタバコの煙を体内に吸い込むことで血流が悪くなり、傷口の修復に必要な栄養などが十分に行きわたらないことでダウンタイムを長引かせると言われています。

④飲酒をする
アルコールを摂取することで、血管が拡張し、血流がよくなります。急激に血流がよくなることで、手術により傷ついた血管から血液や体液があふれてしまい、腫れや浮腫みを長引かせてしまいます。術直後から3日程度は特に安静にして、過度に血流が良くならないように気を付けて頂きたい期間です。できれば抜糸後まで飲酒は控えましょう。

⑤冷やしすぎる・温めすぎる
ダウンタイム中に施術部位を温めたほうがいい、または冷やした方がいいという情報を耳にしたことがある患者様も多いのではないでしょうか。『温める』と『冷やす』は正反対の行為ですが、実はどちらの行動にも適切なタイミングというものがあります。そのタイミングを誤ってしまったり、逆に適切な時期を過ぎても過度に温めたり冷やしたりすることでダウンタイムが長引いてしまいます。

【冷やすのは術直後~術後3日程度まで】
施術直後から術後3日あたりが腫れのピークとなります。
施術箇所に熱を持つため、保冷剤などで適度に冷やすことで腫れを多少抑えられます。また、この期間中は特に血流がよくなりすぎると腫れが増大する為、安静に過ごすことが重要です。お家でできる軽いものも含め、運動やサウナなどはやめましょう。

【温めるのは術後3日~】
温めるといっても、ホットタオルやアイマスクなどで過度に温める必要はありません。
やめていた軽いストレッチなどの運動やお散歩などで全身の血流を良くしてあげることで、浮腫みや内出血などを比較的早くおさえることができます。
お仕事の都合などでお散歩ができないという方は足湯も良いでしょう。ジムなどで行う激しい運動やランニングは抜糸後まで待ちます。

 

できるだけダウンタイムを短くするには?

ダウンタイムをできるだけ軽く済ませるためにできることはいろいろとあります。

まず、デザインを欲張らないことがひとつ挙げられます。例えば二重の手術の場合、二重の幅が広くなるほどダウンタイムも長くなります。お鼻の手術も、元のお鼻からかなり無理をした仕上がりを目指すことでダウンタイムは長引きます。

ただ、こればかりは患者様ご自身の理想がありますから、あくまで基準として考えましょう。

また、寝る時は枕を高くして眠ることで、お顔の浮腫み具合も変わってきますので、ダウンタイムは短くなると言えるでしょう。

 


 

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