美容コラム

注入系治療

これで完ペキ!ヒアルロン酸の種類と適応部位を覚えよう!

アンチエイジング治療から額や唇のボリューム出しまで、様々な用途で使用されるヒアルロン酸ですが、治療内容や部位によって数種類を使い分けていることをご存じでしたか?

今日はそんなヒアルロン酸について解説していきますよ!

 

■そもそもヒアルロン酸ってなに?

 

 

ヒアルロン酸は人間の身体にもともと存在しているゼリー状の物質で、みなさんご存じの通り保水力がすさまじいことで有名です。その保水力はヒアルロン酸1gで6リットルもの水分を保持できるほど。
強い粘性と弾力があり、皮膚や軟骨、眼球などで重要な役割を担っています。特にヒトは身体中のヒアルロン酸の半分が皮膚に存在していると言われています。それを聞くと、ヒアルロン酸が減ると皮膚のたるみや弾力がなくなることも頷けますよね。

 

■体内のヒアルロン酸はなぜ減ってしまうの?

ある研究では75歳の方と19歳の方とで皮膚内のヒアルロン酸量を計測して比べたところ、19歳の方を100%とした時、75歳の方のヒアルロン酸量は約25%まで減少していたという報告があります。

 

 

このように、年齢を重ねるごとに年々とヒアルロン酸量は低下していくのです。

その主な原因として、老化紫外線が挙げられます。
加齢によってヒアルロン酸の生産量が減少し、さらに紫外線によって作られたヒアルロン酸が損傷することでどんどん減っていきます。

年齢の若い子でも紫外線に当たれば当然同じようにヒアルロン酸は損傷しますが、体内で新たに作られるヒアルロン酸の生産量が多いために、同じ日焼けをしてもたるみなどの出方に差があるのです。
加齢によるヒアルロン酸の減少を止めることは難しいですが、普段から紫外線対策をしっかりと行い、ビタミンCなどの内服薬を飲むことで減少を穏やかにしていくことは可能ですよ。

 

■美容医療におけるヒアルロン酸注入

 

美容医療におけるヒアルロン酸の注入は、お顔のボリュームが減少した部位や、逆にもっとボリュームが欲しい部位の皮下に注入することで、輪郭などを形成したりふっくらとした若々しい印象のお顔を作ることが可能な施術です。
ひとくちでヒアルロン酸と言っても、注入する製剤は実に様々なものがあり、各国で多種多様な製剤が作られています。比較的名前が知れている製剤だけをとっても、

 

ジュビダームシリーズ(アメリカ/アラガン社)

レスチレンシリーズ(スウェーデン/ガルデルマ社)

スタイレージ(フランス/ヴィヴァシー社)

クレヴィエル(韓国/エストラ社)

ベロテロシリーズ(ドイツ/メルツ社)

 

と、実に様々な製剤があることが分かりますね。
製剤ごとにその用途なども異なるため、より自然な仕上がりを目指すためには適切な部位に適切な種類のヒアルロン酸を、適切な量だけ注入する必要があります。

ちなみに、当院で使用している製剤はアラガン社のジュビダームシリーズですよ!

 

■注入部位ごとに適したヒアルロン酸の種類って?

さて、様々な種類の製剤があると分かったところで、当院で使用しているジュビダームシリーズの種類や特徴についてみていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

■部位ごとの注入量や金額は?

 

さて、ジュビダームシリーズのそれぞれの特徴や用途が分かったところで、続いては部位別の注入量と価格についてざっくり覚えていきましょう。

 

 

この価格はあくまで当院の現時点(2022年7月時点)での価格ですので、クリニックさんや注入量によっても価格は変わります。また、図に表記された注入量もものすごくざっくりとした目安です。
患者様おひとりおひとりの、もともとの状態や希望するデザインなどによっても注入量は異なるため、軽く参考にする程度でとらえておきましょう。

 

いかがでしたでしょうか。これで少しでもヒアルロン酸注入について詳しくなれたかと思います。ご自身がヒアルロン酸注入をする際はぜひこのコラムを参考にしてくださいね!

 

 

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