ピル処方
目的に合わせて使い分けできるピル処方
「ピル」とは?
ピルとは、月経周期をコントロールしている女性ホルモンが配合された合成ホルモン薬のことです。
このお薬を服用することにより、月経による様々なお悩みを解決したり、望まない妊娠を防ぐといった効果を得られます。
ピルの作用
女性の身体は、女性ホルモン(黄体ホルモンと卵胞ホルモン)が一定のリズムで増えたり減ったりすることにより月経をコントロールしています。
ピルは、この女性ホルモンを抑えることで月経周期をコントロールできるのです。
ピルの種類
ピルには大きく分けて3種類あります。
毎日服用することにより、月経周期をコントロールする低用量ピル、短期間服用することで、月経を遅らせたり早めたりする月経移動が可能な中容量ピル、避妊が失敗したときなどに服用することで望まない妊娠を回避できる緊急避妊薬があります。
それぞれ目的や用途により使用するお薬が異なりますので、医師の診察を受ける必要があります。
注意事項
施術前のご注意点
※下記に当てはまる方は事前に医師にお伝えください
《ピルを服用できない方》
- 重い持病のある方
- 原因不明の不正出血のある方
- 高血圧の方
- 静脈血栓症などの病気にかかったことがある方
- 前兆がある偏頭痛をお持ちの方
- 35歳以上で1日に15本以上喫煙される方
- 乳がん、子宮体がんの疑いがある、またはかかっている方
- 妊娠中、出産後6週間以内、授乳中の方
リスク・副作用 | 頭痛、乳房の張り、むくみ、めまい、不正出血、吐き気、下腹部痛、下痢、腹痛、嘔吐、貧血、倦怠感、異常感、口渇、熱感、疲労、乳房圧痛、血栓症など ※場合によっては処方の際に血液検査が必要になる可能性があります。 |
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