2025/02/17
2010年 北里大学卒業後、初期研修を経て心臓血管外科へ進む。2016年 美容外科へ進み、共立美容外科をはじめとして複数の大手美容外科に勤務。院長、技術指導医を歴任する。2021年 独立し名古屋駅前でシンデレラ&ダヴィンチクリニック院長を務める。
元日本外科学会認定専門医/日本美容外科学会正会員/日本アンチエイジング外科学会正会員
目次
美容外科手術を受けたあとは、体を清潔に保ちたいものですが、湯舟に浸かるのは少し待つ必要があります。 手術後の入浴は、傷の回復や感染予防に大きく影響するため、適切なタイミングを知っておくことが大切です。本記事では、美容クリニックの観点から、施術後の入浴に関するポイントを分かりやすく解説します。
1.感染予防
手術後の傷口は、完全にふさがるまで外部の細菌が侵入しやすい状態です。湯舟の水には雑菌が含まれているため、感染のリスクが高まります。
2.腫れや内出血を抑える
手術後の体は炎症を起こしており、温めることで血流が良くなりすぎ、腫れや内出血(皮膚の下で出血すること)が悪化する可能性があります。
3.傷の回復を妨げないため
湯舟の水圧や長時間の浸水により、傷のふさがる速度が遅くなることがあります。
手術の種類によって、湯舟に浸かれるタイミングが異なります。以下は一般的な目安です。
二重整形(埋没法)・ヒアルロン酸・ボトックス 翌日からシャワー可、2~3日後から湯舟OK
二重整形(切開法) シャワーは翌日、湯舟は約1週間後
脂肪吸引・糸リフト シャワーは翌日または翌々日、湯舟は2週間~1か月後
鼻整形 シャワーは3日後、湯舟は1か月後
※施術方法や体質によって個人差があるため、医師の指示を優先してください。 ※どの施術においても、傷口の清潔を保つのが最優先のため、シャワーができない期間中でも傷口は優しく洗うか湿らせた清潔なガーゼなどで拭いてください。
ぬるめのお湯(38~40℃)にする
熱いお湯は血流を促しすぎて腫れを悪化させることがあります。
長湯を避ける
10分程度の短時間で済ませましょう。
清潔なお湯を使う
傷口を守るために、お湯は新しく張り替えましょう。
入浴後は優しく水分を拭き取る
傷口をこすらず、清潔なタオルで軽く押さえるように拭きましょう。
違和感があればすぐに医師に相談
赤みや痛みが強くなる場合は、感染の可能性もあるため、すぐにクリニックに連絡しましょう。
まとめ
美容整形後の入浴は、感染予防や回復をスムーズにするために慎重に行うことが大切です。 シャワーは比較的早く再開できますが、湯舟に浸かるのは施術によって異なり、一般的には1週間から1ヶ月ほど待つ必要があります。 安全に美しい仕上がりを保つために、医師の指示を守りながら、慎重に入浴を再開しましょう。
美容整形について気になることがあれば、当クリニックまでお気軽にご相談ください!
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