皆さんはご自身の肌年齢を測ったことはありますか?
肌年齢は、肌の水分量、油分量、ハリ、弾力、シミ、シワなど、肌の状態を測定して、肌がどの年齢の人に1番近いのか判定したものです。
最近では、デパートのコスメコーナーや、スマートフォンアプリなどでもお手軽に診断ができますが、実は当院でも肌診断機を取り扱っております。
当院で取り扱っている肌診断機は医療機関専用肌診断機「VISIA」。
この機械ではお顔のカラー写真とUV写真の撮影ができ、「シミ」「シワ」「毛穴」「色ムラ」「ポルフィリン(ニキビ菌)」「隠れジミ」「肌の赤み」の解析、肌年齢がわかります。目視では確認できない細かなお肌の状態を見ることができます。
美肌を貫く当院の美容ナースは、このVISIAで定期的に撮影をしているそうです。
ご自身のお肌の状態や弱点を把握できれば、スキンケアやクリニックの施術で予防がしっかりとできます。「自分のお肌の状態を見たくない・・・!」なんて方もいらっしゃいますが、まずはご自身のお肌を細かく分析してみると良いでしょう。
■美容ナースに聞く!普段気をつけていることは?
今回の記事を書くうえで当院でも美しい肌を持つナースにインタビューをさせていただきました。
・紫外線対策
全ナースが口を揃えて言っていたのが、紫外線対策です。
ご存知の方も多いですが、紫外線はシミの原因になります。それだけでなく、肌の老化(乾燥、しわ、たるみ、くすみ)の原因にもなるのです。「紫外線でしわやたるみの原因にもなるの!?」なんて思った方もいらっしゃると思います。実は肌の若々しさに必須のコラーゲンとエラスチンは、紫外線の影響で変質したり減少したりしてしまいます。なので、ちょっとの外出でも必ず日焼け止めを塗って紫外線対策はしっかりと行いましょう。
日焼け止めや日傘は夏はもちろん、できれば一年中使用する事をおすすめします。冬も紫外線が全くないわけではありません。夏よりは紫外線量は格段に減りますが、毎日少しずつ浴びる紫外線が老化の原因になります。「塵も積もれば山となる」というように、毎日の紫外線対策が数年後の美肌へ繋がっていくのです。
・抗酸化作用のある栄養素を摂る
美しい肌を持つ美容ナースは体の内側からもアプローチしていました。
老化や病気の原因として最近注目されているのが、体の「酸化」なのです。りんごを切って置いておくと、茶色に変色してしまう酸化と同じように、私たち人間の体も「酸化」をしてしまいます。人間の体には元々、尿素、アスコルビン酸、メラトニンといった「抗酸化物質」が存在しています。抗酸化作用は私たちの体にすでに備わっていますが、抗酸化作用は20代をピークとし、加齢とともに減少していってしまいます。
そのため、普段の食事で抗酸化作用を持つ栄養素を摂取することが大切です。
抗酸化作用がある栄養素はビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール類、ミネラル類、カロテノイドなどが挙げられます。
抗酸化作用がある栄養素を持つ食材は下記のものがあります。普段の食事で積極的に取り入れていきましょう!
【ビタミンC】
緑黄色野菜(パプリカ・パセリ・ブロッコリーなど)、フルーツ(キウイ・イチゴ・柑橘類など)
【ビタミンE】
植物油(ひまわり油・やし油・ベニ花油など)、種実類(ごま・アーモンド・ピーナツなど)
【ポリフェノール類】
プルーン・りんご・赤ワイン・コーヒー・緑茶・紅茶など
【ミネラル類】
海藻類(わかめ・のり・昆布など)、魚介類(桜エビ・いわしなど)、納豆
【カロテノイド】
緑黄色野菜やフルーツの黄色、オレンジ、赤色の色素成分、パプリカ、トマト、ほうれん草、みかんなど
・美容クリニックでの美肌施術
最後に教えていただいたのは、美肌への近道です。
肌をきれいに保つために重要なのは日々のスキンケアです。しかし、スキンケアだけでは、解決することが難しいお悩みや肌質そのものを変えることなど難しいこともあります。
そこでおすすめなのは美容医療です。
まずはクリニックで美肌施術を行なって、スキンケアでは改善が難しいお悩みを解決してからお家でのスキンケアでキープするのがおすすめ!ということでした。
お肌は一人一人違うため、肌質や生活環境、ダウンタイムなどを考慮してしっかりと医師のカウンセリングを受けてから決めましょう。
いかがでしたでしょうか?以上が当院のナースから聞いた肌年齢を下げるコツでした!
当院では美肌のカウンセリングのみでも大歓迎です。
とりあえず自分のお肌の状態を美容に詳しい医師に診てもらいたい!アドバイスだけ欲しい!そんな方もお気軽にカウンセリングだけでも受けてみてくださいね。