美容コラム
美肌治療

身体ニキビとケア方法

コラム監修ドクター
宮田洋佑シンデレラ&ダヴィンチクリニック院長

2010年 北里大学卒業後、初期研修を経て心臓血管外科へ進む。2016年 美容外科へ進み、共立美容外科をはじめとして複数の大手美容外科に勤務。院長、技術指導医を歴任する。2021年 独立し名古屋駅前でシンデレラ&ダヴィンチクリニック院長を務める。

元日本外科学会認定専門医/日本美容外科学会正会員/日本アンチエイジング外科学会正会員

多くの方が悩まされている『身体ニキビ』。身体ニキビは背中やおしり、デコルテなどにできるのが一般的です。
身体のニキビは顔にできるニキビよりも痛みが強く、治りが遅いために長期間にわたってお悩みを抱える方も多いかと思います。

今日はそんな身体ニキビの原因と部位ごとのケア方法をお教えします!

■身体ニキビはなぜできるの?

身体ニキビも顔にできるニキビと同様、細菌が炎症を引き起こすことでニキビとなります。しかし、身体ニキビは顔にできるニキビでおなじみの『アクネ菌』が原因でないことがほとんどなのです。

 

 

身体ニキビの原因菌は、黄色ブドウ球菌やマセラチア菌、真菌(カビ)であることがほとんどです。一見顔にできるニキビと同じように見えますが、顔ニキビは毛穴が赤く腫れて膿がたまるのに対し、身体ニキビは毛穴に細菌が入り、毛嚢炎(もうのうえん)を引き起こすことで身体ニキビとなります。

つまり、ニキビの原因菌や炎症を起こしている場所が異なるのでケア方法も違えば処方される薬も変わってきます。

 

 

■身体ニキビができやすい部位

身体ニキビは、比較的皮脂分泌が多い箇所や、お風呂での洗い残しが多くなりがちな箇所に発生しやすい傾向にあります。その為、ご自身で確認しづらい背中やうなじ、お尻などに発生することも多くあります。また、デコルテなどの胸元も意外と皮脂分泌が多い部位。汗も溜まりやすい上に服を着ていると胸元の汗をタオルで拭くことが難しいために、ニキビができやすい環境になりやすいのです。

 

 

特におしりのニキビは、事務仕事などで座っている時間が長い方は血流が悪くなるためニキビの治りが遅く、座ることでニキビが刺激されるために悪化しやすい部位です。

普段から座っている時間が長い方は、軽いストレッチなどで身体を動かす習慣を取り入れるとよいでしょう。

 

■身体ニキビの特徴

身体ニキビは、初期の頃は痛みなどの自覚症状がないのが特徴です。見た目は顔ニキビとかなり似ていますが、顔ニキビの初期状態が白く小さなポツポツとした点のようなものなのに対し、身体ニキビは初期段階から比較的厚みがあり、しこりのようにボコっと盛り上がっています。

 

 

盛り上がりの周辺は赤くなっており、初期段階では膿がたまったポケットのようなくぼみがあります。また、症状が悪化していくことで強い痛みが伴い、膿が出てくることがあります。

 

■身体ニキビを早く治すために

身体ニキビも顔ニキビと同様、洗浄不足や過剰な皮脂分泌や細菌により発生します。まずはご自身の身体の洗い方や流し方から見直してみてください。

また、すでにできてしまった身体ニキビも美容施術で緩和することが可能です。
ケミカルピーリングやハイドラフェイシャルなどをお身体に施術することもできるので、気になる方はクリニックに相談してみてくださいね。

 

もちろん、身体にできるニキビがすべて毛嚢炎からくる『身体ニキビ』とは限りません。顔ニキビと同様、アクネ菌が原因の可能性も十分にありえます。
ご自身で安易に判断しないで必ず医師の診察を受けるようにしましょう。早めの対処をすることで、治りが早くなるだけでなく痕も残りづらくなりますよ。

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